うっ滞ではなく斜頚でした

病院に行ってきました。
今日は、前回とは違うＴ先生でした。（白くんの通う病院は、獣医師が３名います）

体重は、２７４０ｇ
先週より、思ったほど痩せていなくてほっとしました。

触診して、
　「お腹の張りはそれほど改善されていませんね。他の可能性もあるかもしれません、今日は血液検査をしましょう」
といわれました。

１週間の食事やうんち、行動などをメモした紙をみせながら、この１週間にあったことを話しました。

ペレットを食べたときに、おクチのなかでもごもごしていたことを話すと、おクチのなかの検査をしました。
２人がかりで保定して、奥歯までチェックしましたが、異常なし。

ヨロけたことを告げると、「栄養を摂っていませんから・・・」といわれたあと、触診。
後ろ足をみたあと、診察台に乗せて、「あれ？」
先生は、カルテをめくっています。

　「がそく炎は言われたことがありますね、お膝がゆるくなっている」
　「はい」
　「それとは違って、前回は症状がでていなかったと思いますが・・・・・首が傾いていますね」
　「えっ」
　「みてください、これで真っ直ぐですよね、左に少し傾いているのがわかりますか」
　「！！」

確かに傾いています。



　「斜頚の初期症状です。
　斜頚になると平衡感覚が失われて気持ち悪くなってしまい、食欲が９割がた落ちます」

写真は、病院から帰宅したあとに撮ったものです。
僅かではありますが、左側に首が倒れています。

　「今日から神経治療をします。斜頚は初期であれば治る確率が７～８割あります。
　しかし、治療には半年くらいかかることもあります。
　また、治療中に傾きがひどくなることもあります」

わたしは斜頚のショックが受け止めきれないままに、このあと傾きが酷くなるかもしれないという、新たな悪い事実を知らされて、動揺で声が震えました。

　「そ、それは、エンセファリトゾーン症というものですか」
　「可能性はありますが、エンセファリトゾーンは１歳くらいの幼い子がよくかかるものなので、違うかもしれません。
　抗生物質と虫を出す粉薬を出しますので飲ませてください。
　腸の動きをよくするお薬と、食欲増進のお薬も続けてください」



診察室ではなんとかこらえていましたが、待合室でお薬を待っていたら涙が溢れてしまいました。
白くんは、斜頚でずっと平衡感覚がおかしくなっていたのです。
ご飯を食べたくても食べれない、お水も飲みたくても飲めない。
だから、わたしがおクチにウォーターボトルをもっていくと、お水をごくごく飲んでいたのです。
ケージに戻れなかったのです。



１１時頃に帰宅しました。
さっそく、もらった抗生物質を飲ませました。
しばらくすると、ペレットを２グラムですが食べました！
そして、ぴょんぴょんお部屋中を駆け回りました。
いままでがうそみたいな、軽い足取りです
本当にこのこは、平衡感覚がおかしかったんだということがわかりました。
牧草もたくさん食べています。

１４時頃までに、またペレットを６グラム食べました！
そのあとは、うずくまってお昼寝をしていました。

１８時半頃
お薬の効果が弱まったのか、あまり活発には動きません。
粉薬の抗生物質はバナナに、液体の整腸薬はリンゴに混ぜて飲ませました。
すべてを食べ終えたのは、２０時くらい。
普段は、一気食いするくらい大好きなのに、少しずつしか食べれないようです。



いま２２時くらい。
なんかすごーく元気になって、んぶんぶいいながら跳ねています。
お顔の表情が、明らかにいままでと違うの。
痛い、苦しいって表情じゃない。
「オレ走れるよ！」ってすごいはしゃいでる。

ペレットも追加で８グラム食べました。
今日は合計１６グラムも食べましたよ！
この様子だと、深夜にかけてもう少し食べてくれるんじゃないかな（つ∀`）

お薬が効いて本当によかった。うれしいよー。

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